このサイトって何?

本サイトは、会社員や自営業等の本業があり、かつ投資に興味がある人に向けて書かれています。
本業でのスキルアップやキャリアアップを大切にしながら、効率的な資産形成を考える方の一助になれればと作成しました。

 

私マタスーは40代の会社員です。投資歴は15年になります。
25歳の時から株式投資を始め、今では投資信託と株式を中心に、本業の2割程度の安定した収益を上げております。(ちょっとしたもんでしょう?笑)

 

先日、知り合いの女性から「株ってどうやって買うの?」と質問を受けたので、株式投資の基本から説明する機会があったのですが、知識をひけらかすのがスゴク気持ち良かっ全く株を知らない人と話している中で新しく気がついた事も多く、「これはWebにしてみたら結構ニーズあるかもな〜」と思ったのがこのサイト作成の経緯です。

 

株式、投資信託、国債、FX、これらはいったいどんなものなのか?そして「投資」って本質的にどんなものなのか?
それぞれの説明や私の思うところを記載していきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

当サイト作成の思い

一生懸命働いている人が、経済的な不安から自由になれないってどうなんでしょう?

 

金持ちはますます金持ちになり、働く人は追いつけない

上記のタイトル↑は私が言っているのではなく、トマ・ピケティという経済学者が「21世紀の資本」という本の中で言っています。15年くらい前にも、ロバート・キヨサキという人が「金持ち父さん・貧乏父さん」という本の中で言っていました。

 

ピケティは膨大なデータで次の事を実証しました。
「過去300年における全ての時代で、資産運用による財産の成長率(r:return)は、労働によって得られる賃金の成長率(g:growth)を上回る」
・・・いわゆる、『 r > g 』の不等式です。

 

資産運用を主な収入源としているお金持ちは、普通に働いている人よりも早いペースでお金が稼げる。つまり「格差は常に拡大する」のです。

 

自分が働いているわけでもなく、株や不動産を大量に所有しているだけでどんどん収入が入ってくるお金持ちはうらやましいですね…

 

でもね、今の時代、お金持ちがやっている資産運用を(規模は小さいけど)真似るのは、とても簡単なんです。

 

老後の不安も消えない

 

2017年4月、自民党のプロジェクトチームが、「65歳までを完全現役、70歳までをほぼ現役」とする提言の骨子案をまとめたとの報道がありました。(朝日新聞より)
「ほぼ現役」って表現にクスリと笑ってしまいましたが、ようするに年金受給開始年齢を引き上げる議論の準備ですね。

 

日本国の人口構成を見れば、年金を今の水準で維持できる、と考える人はごく少数派でしょう。
日本の年金制度は「賦課(ふか)方式」と言って、現役世代が引退世代を支える形なので、少子高齢化が進めば進む程、制度維持はどんどん難しくなります。

 

はじめに

ソース:総務省統計局

 

はじめに

ソース:厚生労働省「一緒に検証!公的年金」より

 

もちろん、年金が「破たん」したら高齢者は生活できませんし、国の威信もかかっていますから日本はかなり頑張っています。とても頑張っていますが、社会保障は限られた財源をどう割り振るかという問題であって、ない袖は振れないのです。
例えば『年金は75歳から、現役時代の30%の支給額な!』なんて時代になっても、なんの不思議もないと私は思います。

 

竹中平蔵さんが「今の日本の問題は、年を取ったら国が支えてくれると思い込んでいることです」「自分が90歳まで生きると思ったら、90歳まで生きる分のお金を自分で貯めておかないとダメなんですよ」なんて発言して炎上していました(「みんなの介護」)が、これは残念ながら事実を言っているだけではないでしょうか。

 

年金の支給水準は確実に今よりも下がりますし、年金はあくまでもサポートと考えて老後資金を準備しておく必要があると思いますが、株式や債券はインフレリスクに強かったりするので、長期の資産形成には非常に大きな武器だと思います。

 

ちなみに、年金に関しては学習院大学の鈴木教授という方が、国の最悪想定よりもさらに悲観的な試算をしています。
この試算によると今の20代は、払う総額よりも貰える総額の方が2000万円も低いそうです。鬼か。
若い人の非正規雇用率も上がっており、正直なところ若い人ほど厳しい時代だと思います。
でも、投資をやるなら若い人ほど有利だと思いますよ。

 

誰だって、投資家になれる

 

例えば証券口座を開けば、誰だって株を買うことができます。株を買えば、立派な資本家で投資家です。

 

投資信託を使えば、お金持ちがするのと同じような分散投資ができます。海外への投資だって簡単なもの!

 

元手が少なくて不動産投資は無理でも、不動産を証券化した金融商品(REIT)で、地主みたいなメリットを得ることができます。

 

『 r > g 』は、一生懸命働く人が投資家よりも豊かになれないという、とても残念な結論です。これほど不当な不等式を私は見たことがありません。でも、残念ながら事実です。覆す事はできません。

 

ただ、私たちだって、『 r : return 』で儲けることは不可能ではないのです。むしろ、インターネットで簡単に証券会社にアクセスでき、金融商品の内容も百花繚乱な現代社会は、過去のどんな時代よりも投資がしやすい、と言ってもよいでしょう。
必要なのは、元手となるお金の他には、ほんの少しの知識と勇気だけです。

 

日本証券業協会による「平成27年度 証券投資に関する全国調査」によれば、有価証券(株式・投資信託・債券等)を所有している人の割合は、およそ20%弱だそうです。あなたは高いと見ますか?低いと見ますか?

 

あなたが実際に投資をするにせよ、しないにせよ、知識は力です。「知っていてやらない」と「知らないからやらない」とでは意味が違います。
このサイトが、あなたが知識を得るための入口になれば幸いです。

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